いつのまにか骨折を予防するために
- 2022年6月12日
- 骨粗しょう症
高齢の方で背が縮んだり、背中が曲がったり、明らかな外傷はないが気づいたら腰が痛いなどの症状は、痛みが伴わない「いつのまにか骨折」による症状である場合があります。
骨粗鬆症による骨折は痛みがない場合もあるので、気付かないうちに折れていることがあります。一般的な骨折とは異なり、身体の重みでつぶれることがありますし、そのまま放置してしまう場合もあります。その後、折れた周辺の骨に余分な負荷がかかり、次々と連続的に骨が折れてしまう「負のスパイラル」が起きてしまいます。
また、症状が進行すると、だんだん身体を支えることができなくなり、寝たきり状態につながりやすいため、特にご高齢の方は注意と予防が必要となります。