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交通事故の知っておきたい豆知識

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交通事故の自賠責保険とは?

自賠責保険とは

交通事故では人身事故を対象として医療費が支払われるのは大きく自賠責保険と任意保険の対人賠償の2つです。自賠責保険とは運行する自動車に加入が義務づけられている、いわゆる強制保険のことです。交通事故の被害者が最低限の補償を受けられるよう、被害者救済を目的に国が始めた保険制度で、同じ交通事故でも物損事故には使えません。

自賠責保険は、「自動車損害賠償保障法」という法律で加入が義務付けられている自動車やバイクの保険で、正式名称を「自動車損害賠償責任保険」といいます。交通事故が起こった場合の被害者の救済が目的の保険で、最低限の補償は自賠責保険から受けることができる、交通事故被害者を守る保険制度です。
損害保険会社が取り扱う「自賠責保険」のほかに、全労済やJA共済などの共済組合が取り扱う「自賠責共済」がありますが、どちらも基本的に内容は同じです。

交通事故において、被害者の傷病治療費用は加害者が負担するのが基本です。自賠責保険は、公道を走っているすべての自動車、バイク、原動機付自転車(原付)などの車両の保有者が加入を義務付けられている強制的な保険です。したがって、交通事故の被害者は加害者の自賠責保険によって治療費が支払われるようになっています。自賠責保険で交通事故の治療を行う場合、当院から保険会社に治療費を請求するため、患者さんの負担は0円となります。

もし、事故を起こした加害者に支払い能力がなかったとしても、被害者は自賠責保険によって一定の金額までは賠償金を受け取ることができます。

交通事故では、保険の種類に注意!

自賠責保険は、交通事故被害者の保護を目的とした保険であり、この保険によって加害者の経済状況に関わらず交通事故の被害者が最低限の補償を受けられるようになっています。交通事故治療では、加害者によって負わされた被害者の傷病治療に関して、加害者が費用を負担するべきという考え方が基本になっています。自賠責保険は、公道を走行する自動車、原付を含むバイクなど、全ての車両の所有者が加入を法律で義務付けられた強制保険であり(9割以上の車両が加入)、交通事故の被害者は加害者の自賠責保険によって治療費がまかなわれるようになっています。なお、被害者も直接請求することができます。このため品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは、自賠責保険を用いた治療を原則としております。自賠責保険はほぼ全ての車両所有者が支払う保険料収入という専用の財源があります。毎年支払われる、この十分な財源があるにもかかわらず、私たちの税金から拠出されている健康保険という別の財源を使用することは、倫理的にも問題がある可能性があり、臨床整形外科医会でも自賠責保険を用いた治療をすすめています。

また健康保険を使った場合、患者さんにとっても、理学療法士の施術の頻度や治療器の併用の制限、治療薬の制限など、健康保険基準の制限された治療となるため、治療の質が落ちたり、治癒の概念が乏しいため十分な治療期間が取れない、あるいは逆に完治まで時間がかかったりする大きなデメリットがあります。

一般的な保険会社は全額治療費を負担していただけます。しかし、稀に保険会社によっては、健康保険を使って自己負担分を保険会社が支払うと、患者さんに指示するケースがありますが、健康保険を使うかどうかは患者さん本人に決定権があります。

交通事故の治療期間はどれくらい?

交通事故の治療では、患者さんによっても大きく異なりますが、最も多い症状であるむちうち症は3ヶ月~6ヶ月が基本的な治療期間になります。ただし長い例では1年以上におよぶこともあります。特に交通事故後の早期の段階で、できるだけリハビリ治療に通うことがその後の治療成績に影響します。
本来は治るまでが治療期間です。しかし、3ヶ月から6ヶ月経った段階で保険会社から治療の終了をすすめられることが少なくありません。しかし、症状の改善・回復を見込める場合、医師による医学的判断により治療を継続することもできます。

また、交通事故後のケガは複雑で、一定まで改善したのちそれ以上の改善が期待できなくなる場合もあります(※症状固定といいます)。その場合は、患者さんが補償を受けられるように後遺症診断書をお書きすることもできます。

交通事故治療の整骨院や接骨院との併診について

品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは医学的根拠のある理由を除き、整骨院や接骨院との併用はお断りしています。品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは、医師の診断のもとに管理したリハビリ施術スタッフが治療を行っております。整骨院や接骨院での治療で悪化した場合には、当院では責任が取れないような場合もございます。整骨院や接骨院でリハビリをされた方で後遺症診断のみご希望の場合、詳細な経過・治療内容などが客観的に評価できない場合には、お断りしていますのでご了承ください。

交通事故の治療費、補償費、慰謝料など

交通事故の被害者になってしまった方には、必ず慰謝料というものが発生します。交通事故が原因で経済状況・生活環境に支障が生じることに対し、これらを補うために支払われるものです。もちろん医学的に治療が必要と診断された方に限りますが、被害者の方は治療継続期間中の安心感も得られ、病状回復に有利に働くことも考えられます。

交通事故の被害者も多少は治療費を払う必要がありますか?

示談をしていない限り、被害者が治療費を払うことはありません。手続きをすることで、自己負担なしで治療を受けられます。

交通事故の通院前にどのような手続きが必要ですか?

交通事故後、保険会社に「病院名と電話番号」を電話でお伝えください。すぐに保険会社から品川大井町整形外科・リハビリクリニックに連絡があります。当院が保険会社から連絡を受けた後は、受診した際の窓口負担はありません。
なお、保険会社へ連絡されていない段階で受診された場合には、一時的に患者さんが治療費(一部負担金;1万円まで)をお支払いいただく必要がありますが、その後保険会社から連絡を受けた時点てお支払いいただいた治療費を返金いたします。

交通事故治療で別のクリニックに通院している場合、転院はできますか?

現在かかっていらっしゃる病院に受診された際と同様に、事前にお電話で保険会社に、これから通院する「病院名と電話番号」をお伝えいただければ、すぐに転院可能です。ただし、運動器リハビリテーションでは、主たる病院での治療が中心ですので、掛け持ちや交互に通院したりすることが難しい場合もありますので、ご注意ください。

交通事故の診断書や各種証明書は発行できますか?

交通事故の場合、警察への届け出のための診断書や事故証明をはじめ、さまざまな書類が必要になります。品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは、患者さんに必要な証明書を随時作成していますので、ご要望などありましたらご相談ください。

交通事故の治療における、整形外科と接骨院との違い

交通事故治療において、必要な投薬、治療などの診療行為や、レントゲンやMRIによる画像検査、医学的な診断、後遺障害診断書を作成できるのは病院でしかできません。「医師の診断がない診療は保険支払いの対象としない」という損保会社もあるので、要注意です。
もし損保会社から「治療費は打ち切ります」と言われると、治療の必要性があっても、整骨院、接骨院では医学的診断をできないため、治療が打ち切りになってしまうこともあります。

  • 後遺障害診断書がないと、補償が支払われないこともあるため注意が必要です。

整形外科と整骨院の違い

  整形外科 整骨院
レントゲン検査 ×
診断 ×
急性疾患
慢性疾患 ×
薬の処方 ×
注射 ×
リハビリ ×
後遺症診断書の作成 ×
  • 整骨院などを併用すると、治療内容の記録や、医学的または客観的評価に欠ける場合などには後遺症診断書をお書きできないケースがあります。
  • 品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは、整骨院、接骨院等の医業類似行為との併診は認めてはおりません。

交通事故後、こんなことでお困りではないですか?

交通事故後に受診した大きな病院や診療所で「レントゲンに異常なし」と診断され、詳しく話を聞いてもらえず薬だけ処方された、と不安の声を募らせる方が少なくありません。多くの病院では手術や入院による治療が中心のため、交通事故患者さんはどうしても敬遠しがちになります。

診療時間帯の問題などで、夕方や仕事帰りに病院で交通事故の継続治療することは通常は困難です。担当の医師に「リハビリを含めて通いやすい所に転院したい」と意向を伝えれば、大きな病院では通常、快く紹介状を作成してくれます。品川大井町整形外科・リハビリクリニックでは、たとえ紹介状がなくても、病院から転院して交通事故治療を継続することも可能です。

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