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医療コラム

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上腕骨骨幹部骨折

上腕骨骨幹部骨折は比較的若い方に発生することが多く、直接の外傷によるほか、腕相撲や投球動作などによる捻転力といった介達外力により生じる場合もあります。

強い痛みと、変形や短縮を認めます。神経や血管などの損傷を合併することもあり、手指の色調不良や知覚・運動障害を認めます。

約10%に橈骨神経麻痺の合併症が生じると言われています。遠位骨片の近位が橈側にあるHolstein-Lewis fractureではさらに頻度が高いとされており注意が必要です。高エネルギー外傷では、血管損傷を疑う場合には末梢血流の評価が必要となります。

レントゲン上では、20度未満の角状変形や3 cm未満の短縮は許容範囲です。

斜骨折や螺旋骨折などの接触面積が大きい骨折では、Functional brace法による保存的治療が有効です。

2~3週間のシーネ固定ののち、疼痛と腫脹が軽減したら、装具に変更します。三角巾も併用します。

3~4か月で装具は外れることが多いですが、スポーツ復帰については再骨折の可能性もあるため、より慎重になるべきであると考えられています。

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