肘内障|品川区大井町の整形外科|品川大井町整形外科・リハビリクリニック|交通事故|むちうち│治療|労災│病院

〒140-0011 東京都品川区東大井5-2-3 おおい元気館3階
アイコン03-6433-0988
ヘッダー画像

医療コラム

肘内障|品川区大井町の整形外科|品川大井町整形外科・リハビリクリニック|交通事故|むちうち│治療|労災│病院

肘内障

「親御さんなどに手を引っ張られてから、痛みを訴え、腕全体を垂らしたまま動かさなくなった」という典型的なエピソードを持つ、幼児に多い疾患です。まれに寝返りで起きる場合や、「腕がぬけた」、「肩がはずれた」となど言って受診される場合もあります。

肘の橈骨の小さな頭が、円い靱帯からポコッと抜けた亜脱臼が病態です。レントゲンは必須ではないのですが、転倒や痛みと腫れが強い時には、健側(けがをしていない方)も比較の意味で確認する場合があります。

自然に整復される場合や、レントゲンを撮っている間に戻ってしまうこともあるが、整復が成功しても泣き止まないこともあるので、時間をかけて様子を見る必要があります。最初は動かさなかったのに、機嫌がよくなると、母親の首に手を回す、高いところのおもちゃに手を伸ばす、「バンザイ」や「バイバイ」などができるようになれば、整復されているサインです。その後は固定などは必要ではありません。

繰り返す場合もありますが、5~6歳以降になるとだんだん外れなくなります。後遺症などもありません。

アイコン Page Top